神に満つる生涯の掲載


アンドリュー・マーレ著作「神に満つる生涯」の掲載

この度、アンドリュー・マーレ(1828年-1917年)著作 THE FULL BLESSING OF PENTECOST 「神に満つる生涯」をWordで打ち込みPDFファイルにて掲載致しました。
「神に満つる生涯」は1895年頃(明治28年頃)にアンドリュー・マーレー 氏が THE FULL BLESSING OF PENTECOST (英訳)というタイトルで出版されたものを、1930年(昭和5年)に西條彌市郎 氏が翻訳して当時の一粒社より出版された書籍です。私が所有しているこの本はすでに天に召された明治生まれの父が遺してくれた貴重な信仰書の一つです。
THE FULL BLESSING OF  PENTECOST は後に1977年(昭和52年) いのちのことば社 より松尾裕 氏が翻訳されて「ペンテコステの祝福・どうしても必要なこと」というタイトルで出版され、当時、私もこの本を購入して読みました。ご存知の方も多くおられるかと思いますが、アンドリュー・マーレー 氏が遺された聖書に関する信仰書、解説書はいくつかの言語に翻訳され世界的に多くの信仰者に読まれ信仰の助けとなっています。そして、THE FULL BLESSING OF PENTECOST はすでにパブリックドメイン(public domain)となっているようで、ネットで検索すると多数出版されています。英語版で読みたい方はAmazonなどで購入出来るようです。書籍の内容は「御霊の満たし・聖霊のバプテスマ」について具体的に解説したものです。THE FULL BLESSING OF PENTECOST は今から約123年前に書かれたものですが、エジプトから解放されたモーセ率いるイスラエルの民が不信仰によって40年間も荒野をぐるぐるさまよったように、戦後から現在に至るまで沈滞硬直化している日本のキリスト教会のために書かれたのではないかと思われるぐらいに日本の霊界の現状とぴったり一致しており、今の日本のキリスト教会に必要なことがストレートに書かれています。結論から言うと、今の日本のキリスト教会に必要なものは「神が用いる器」です。つまり「神が用いる器」が無いから、神が日本に働くことが出来ません。「神が用いる器」とは「御霊に満たされた器(人)」です。是非、本書を読まれることをお薦めして、日本に神が用いられる器が多く起こされることを祈り願います。
本書は文語体で書かれているので若い人は古臭くてよく分からないと言われる方も居られると思いますが、文語体は同じ日本語ですから読んでいるうちに自然に分かって来ます。要するに「慣れ」なんです。同じ日本語ですから分からないわけがありません。漢字からその意味が読み取れます。私も口語体聖書で育った人間ですが十代後半で文語体聖書を読みはじめました。文語体は表現が格調高く荘厳で現代の人には重々しく感じるかもしれませんが、言葉に響きというか余韻が残り、何が言いたいのかがはっきり明確になっているのが特徴で、最初はとっつきにくいですが読んでいるうちに自然と理解出来るようになります。そして先行き本書を私なりにさらに実際的に詳しく解説して行きたいと思っています。
なお、「神に満つる生涯」をデジタル化するにあたり、出来るだけオリジナルに沿って旧漢字書体やルビ(ふりがな)をそのまま打ち込みました。ですが何分昭和初期に書かれた文書ですから旧漢字書体が見つからなものは新漢字書体に書き直しています。また、いつも誤字、脱字、書き間違いオンパレードの文書を書く私が言うのもおこがましいのですが、本書も誤字、脱字、あるいは印刷時の誤植が時折見られたので、明らかに誰が見ても誤りだと思われる箇所は正しく書き直してあります。
父が言っていましたが、今でこそ小・中学校の義務教育が確立されてほとんどの人は十代後半で新聞記事程度の漢字は読めるようになりましたが、昭和初期で60歳以上の一般庶民の人などはまだ教育制度が確立されていない幕末に生まれた人たちですから、それこそ漢字の読み書きが出来ない人たちが結構居たそうです。文語体聖書や信仰書の漢字にルビが書いてあるのはそのような人たちのためにという意味もあります。

表紙と冒頭の画像です。88年前の本ですからもうボロボロです。(^^;

 

 

 


2018/09/09

2018年09月09日