なんか面白い番組が始まりました

日本基督道場
2017年10月24日(火)
発行元 日本基督道場 徳恵禎信 Copyright©2014
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なんか面白い番組が始まりました
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NHKスペシャル シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク

こんにちは、みなさん。季節は紅葉の秋を迎え、いかがお過ごしでしょうか。
さて、みなさんはすでに観たでしょうか。NHKテレビで9月30日夜9時から始まった「NHKスペシャル シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」という番組。8回シリーズで、最新の医学研究から人体は脳や心臓が中心であるという今までの考え方が変わりつつあり、個々の臓器や細胞が他の臓器や細胞とのコミュニュケーション(情報伝達)によって体の健康が維持されているそうです。それぞれの臓器の細胞自らがシグナルとなる物質を造り血液に流して相手の臓器が血液からそのシグナルとなる物質を受け取って臓器同士が必要な物質を必要なだけ造って補いながら体の健康がコントロールされています。番組の一部を要約すると、たとえば水泳選手が海外で高地トレーニングをするのは腎臓を鍛えるためです。酸素が薄い高地で生活すると体は酸素不足で酸欠状態になります。しかし時間が経つにつれて「高地順応」と呼ばれる酸素が薄い環境に体が適応します。この時、酸素が薄い環境に体が適応したのは肺や心臓が鍛えられたからではありません。腎臓が鍛えられたからです。酸素が不足すると腎臓からエリスロポエチンという物質がさかんに放出されます。エリスロポエチンは「酸素が欲しい!」というメッセージ物質で、エリスロポエチンは血液の流れに乗って全身に広がり骨に受け取られて骨の中の骨髄によって酸素を運ぶ赤血球が増産されて全身に必要な酸素が供給されます。水泳選手はあえて酸欠状態の環境に身を置くことによって腎臓にメッセージ物質エリスロポエチンをさかんに放出させながら持久力をアップさせる訓練をします。そして腎臓から出されるメッセージ物質はエリスロポエチンだけではなく全身の様々な臓器と情報交換を行っていることが分かり、メッセージ物質のメカニズムの解明によって新しい医療が生み出されています。
番組のタイトルのように、私たち人間の体の中には「神秘の巨大ネットワーク」が形成されていて、そのネットワークにいのちを維持するためのあらゆる情報が駆け巡っています。凄いですね、人間の体って。しかし、この番組のシリーズの最終回には、なにやらオチがあるようです。事前の番組紹介で「進化○%△×&◇÷」というナレーションが聞こえて来たので、おそらく最後は「こうやって人類は進化して来ました」というオチで番組を締め括るのでしょう。私はあのような人体のネットワークが進化論のように偶然に出来たとは思っていません。では、あのような人体のネットワークは、誰が築いたのでしょうか?。

人間の体の中には「私(わたし)」という知恵と意志と感情を主体とした人格が在りながら、もう一人の知恵と意志と感情を主体とする存在者の力が働いています。その力を働かせているもう一人の存在者が、人体のネットワークを構築して体をコントロールしています。私の意志とは別のもう一人の意志が働いて、人体は活動しています。そのもう一人の存在者、もう一人の意志とは、番組のタイトルである「神秘の巨大ネットワーク」の神秘の「神」です。おもしろいですね。「進化進化」と言いながら、番組タイトルの中心に神様が居ます。これはジョークのつもりでしょうか?。

改訂版で書きましたが、人間の体には二つの世界が存在します。一つは自分の意志で活動している世界です。もう一つは自分の意志とは関係なく勝手に、オートマチックに活動している世界です。私たち人間は自分の意志で言葉を喋り、自分の意志で手を動かして文字を書きキーボードを打ち、自分の意志で足を動かして歩き、自分の意志で口に入った食物を噛んで、すべて自分の意志で体の肢体、器官をコントロールして生きるための活動をします。しかし私たちの心臓は自分の意志で鼓動するのではありません。夜睡眠している時も、心臓は勝手に鼓動して全身に血液を送っています。肺もちゃんと呼吸してくれます。腎臓もおしっこを造っています。自律神経の働きによって体の疲れを取り、栄養を補給してくれます。これらの臓器システムは自分で造ったわけではありません。生まれて来たらすでに完成されているシステムです。人間は自分で自分の体を造って生まれて来たのではありません。生まれる前に自分という存在、魂があって、自分で「頭はこの位の大きさにして、目は二重にして、口元は可愛くして、体重はこの位にして、足の速さはこの位で。よし!これでいいだろう!」と言ってオギャーオギャーと生まれて来たのではありません。なんだから知らないけど、体は両親の遺伝子を受継いで、人間として生まれて来たのです。なんだか知らないけど。そして気が付いたら人間の体はシステムとして完成されています。だから人間は病気に罹ります。だから人は死ぬ運命にあります。人間の体は未完成だから病気に罹るのではありません。完成されているから病気に罹るのです。完成とは、健康な状態です。完成された人間の体、細胞、臓器、システムに外部から因子(細菌、ウィルス)が侵入して攻撃、破壊しようとするのが病気です。

人間の「私」という知恵と意志と感情を主体とする魂は、創世記1:26~27で創られて、その魂が宿る「体」は創世記2:7で造られました。

創世記1:26~27
1:26 神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」
1:27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。

そして後から造られた人の体の鼻に神がいのちの息を吹き込まれた時から、人は「私」という意識を自覚する生きる者となりました。

創世記2:7
2:7 神である【主】は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。

しかし、人が罪の世界に陥ったので、神は創世記3:19で次のように仰せられ、人の体はやがて死ぬものとなりました。

創世記3:19
3:19 あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。」

人の体は土地のちりから造られたので、人が死を迎えると体は腐敗して土に埋もれて行きます。そして神は創世記6:3で次のように仰せられました。

創世記6:3
6:3 そこで、【主】は、「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。それは人が肉にすぎないからだ。それで人の齢は、百二十年にしよう」と仰せられた。

それまで人の寿命は何百年という単位でしたが(創世記5:1~32・アダムは930年生きて死にました。ノアは950年生きて死にました。創世記9:29)、神が「それで人の齢は、百二十年にしよう」と仰せられたので、その後の人の寿命は現代に至るまで最も長生きして120年程度となりました。近年ではフランスのジャンヌ・カルマンという女性が120歳まで生きたそうです。
人の寿命、年齢は神の霊、神の意思によって決まります。神はここで「それは人が肉にすぎないからだ。」と仰せられました。「肉」とは物理的な目に見えて手で触ることの出来る「肉体が求める欲望」です。聖書には「肉の欲」という表現が出て来ます。アダムとエバの罪によって神と同じ価値観、感性を共有するエデンの園から罪の世界に追い出された人間は、無条件で神と交わることが出来なくなりました。その人と神が交わる接点が「霊の世界」です。ですから人が神と交わることが出来ないということは、人の霊は死んだも同然です。自分を創られた創造主が分からないのですから、その存在すら感じることが出来ないのですから、自分がどこから来てどこへ行くのかが分かりません。だから人は不安と恐怖に満ちた地上の呪われた世界で苦しみ悶えながら生きて行くことになります。罪の世界に追い出されて呪われた人の体に神の霊が宿ることは出来ません。だから神は「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。それは人が肉にすぎないからだ。」と仰せられ、人の齢を120年と定められました。ノアの時代、人はすでに神に対する畏敬と信仰を蔑ろにして自分たちの欲望の赴くままに堕落を楽しんでいました。欲望とは肉の欲です。芸能で心を楽しませる欲、男と女が悦楽に浸る欲、煌びやかな宝石を身に着ける欲、人間の五感を刺激して楽しませる欲、他人の物を盗んでまで欲しがる欲、人を殺してまで欲しがる欲。人の魂から湧き出て来るあらゆる欲望が悪という実を結びます。神は悪が増大した地上の人間の世界をご覧になり、後悔されて、ノアとその家族だけを残して大洪水で人類を粛清されました。

創世記6:5~8
6:5 【主】は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。
6:6 それで【主】は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。
6:7 そして【主】は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」
6:8 しかし、ノアは、【主】の心にかなっていた。

ノアの歴史以降、人の寿命は長生きして120年程度となりました。それまで人は何百年という単位であった寿命が120年に変わったのですから、神は人の体に何かをしたのでしょう。遺伝子を書き換えたのか、何か分かりませんが、研究すればその形跡が見つかるかもしれません。私はよく分かりませんが、生命科学の観点から、人の寿命は何によって決められるのでしょうか?何によってコントロールされているのでしょうか?。人の寿命に関係する遺伝子の研究によって多少は寿命を延ばすことは出来るかもしれませんが、残念ながら人類が死を克服することは出ません。人は死を超えて永遠に生きることは出来ません。それは、いのちの源はいのちのソフトウェアである神の霊、神の思考によってコントロールされているからです。「神が描かれた人体の設計図」でお話ししたように、遺伝子は暗号化されたソフトウェアです。その暗号化されたソフトウェアを動かしているOSは神の思考の世界です。創造主なる神の思考の世界に被造物なる人間が入ることは出来ません。だから、人類が死を超越することは出来ません。人体のメカニズム、人体のネットワークは神の霊、すなわち神の意志によってコントロールされています。私の意志とは別のもう一人の意志が働いて、人の体は活動しています。
人類は自分たちの知恵で科学、物理、生命の世界を研究して来ました。そして、科学、物理、生命を究めれば究めるほど、宇宙から素粒子、遺伝子に至るまで、すべての世界は「秩序、協調、論理」で成り立っていることが分かって来ました。しかも、それが、計算され尽したかのようにあまりにもよく出来ています。自然と人の口から「神秘」という言葉が出て来てしまうほどに完成されています。「神秘」という言葉には「神が創られた」という意味が包皮されています。
進化論の本質は「いのちの誕生は偶然からの出発」です。ですからその前段階のいのちが誕生するための環境(宇宙、地球)も偶然に生まれたことになります。「いのちは諸条件が偶然に重なりあって偶然に誕生して、さらに何億年という単位で偶然の上にさらに多くの偶然が積み重なって今日のいのちの形がある」と考えます。偶然とは「無目的、無秩序」という意味です。「行き当たりばったり」という意味です。ですから進化論は「人の体は細胞が集まって道筋のない、計画性のない、その場その場のなりゆきによってもたらされた結果です」と教えます。そして進化論の出発は「偶然」ですから、その先に「完成」がありません。現代の私たちの体は偶然の結果であり、人類は偶然に発生して何億年という年月を経て現代の私たちに進化して来たのですから、今後も進化し続けます。今は進化の途中です。これからも年月が経てば経つほど人の体もどんどん進化して行きます。ですから「終わり」がありません。「ここまで」という「完成」がありません。この先もどんどん人間の体は進化して行きます。どう進化して行くのでしょうか?10万年後には目が三つに増えるのでしょうか?100万年後には背中に羽根が生えて空を飛べるようになるのでしょうか?1000万年後には足が四本に増えるのでしょうか?それが「進化論」です。ところが近代の医学、生命科学の研究で分かって来たことは「生命は完成されている」ということです。「完成」とは、目的が遂行された最後に伴う「結果」です。「目的」があって「完成」があります。偶然は「無目的」ですから、最後の「完成」がありません。神の天地創造は「目的」からの出発です。神が創世記1:26で仰せられた言葉が人間創造の目的です。

創世記1:26
1:26 神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」

「神のかたちとして、神に似せて人を創り、彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させる」ということが、神が人間を創られた目的です。ところが人間は神から離れて人間が人間を支配する世界を作りました。当然、そこには支配する側と支配される側の間に軋轢が生まれます。だから、人間の世界は争いに満ちています。
私は「NHKスペシャル シリーズ第一回・二回 人体 神秘の巨大ネットワーク」を観て「ここまで人間の体は完成されているんだ~」と思いました。どう考えても完成されていますよね?何が未完成なのでしょうか?どこが工事中なのでしょうか?。以前にやはりNHKの番組で取り上げていましたが、人体には細菌やウィルスから守るための免疫機能がシステムとして確立されています。システムの語源は

【システムの語源】
「組み立てた物」を意味するギリシャ語「σύστημα」(スュステーマ)を語源にもつ。この「σύστημα」は同じくギリシア語の 「συνίστημι」(スュニステーミ)「組み立てる」を元に作られた語句であるが、 これは「共に」を意味する「σύν」(スュン)と「立てる」を意味する「ἵστημι」(ヒステーミ)を組み合わせた動詞である。
(Wikipediaより引用)

システムは「目的を遂行するために組み立てられた体系や組織」を意味します。「神が描かれた人体の設計図」で書きましたが、ダビデは詩篇139編で「それはあなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられたからです。」と詠っています。人体の免疫システム、臓器同士のネットワーク、DNAのコピーシステムは神の意思、神のロジックによって組み立てられ完成されたいのちのシステムです。一つ一つの細胞が自ら判断する意思とロジックを持ちながら人体のネットワークが形成され、完成されています。神の創造は目的から出発して秩序、協調、論理が形成され、完成されています。進化論は偶然(無目的)から出発しますから、人体を構成している秩序、協調、論理が何によって形成されたのかを証明することが出来ません。見つけ出すことが出来ません。そして、最後の完成がありません。

追伸
わたしはNHKの回し者ではありません。(笑)

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本文の聖書のことばは「聖書・新改訳©1970,1978,2003新日本聖書刊行会」から引用しています。
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2017年10月24日